死ぬまで歩き続けたい!

「足から衰える」

と昔から言われていますね。

 

衰えないように、あなたは何をしますか?

 

ある国では、死を迎えるほんの前日まで畑仕事をしていた、なんてケースがあります。

 

そんな人生の終え方って素敵だと思いませんか?

誰に介護の世話になるでもなく、ずっと自分の足で歩き続けるって。

 

 医療や栄養状態の改善で平均寿命は延びる一方ですが、

自立した生活、

言い換えれば自分の足で歩き続けていられる健康寿命」が伸び悩み、その差が問題となっていますよね。

 

日本の「平均寿命」は男性79.6歳、女性86.3歳。

一方の「健康寿命」男性70.4歳で差は9.2歳、女性にいたっては73.6歳で、その差は12.7歳です。

この差はアメリカ(-8.0歳:男女平均)やドイツ(-6.9歳:同)などの他の先進国と比べてずいぶん大きいと思いませんか?

先の例、死の前日まで畑仕事をしていた人の寿命と健康寿命の差は、「一日」です!

 

健康に気をつけて運動をしようと多くの人が考える背景には、こうした数字の事実があるのです。

 

「ウォーキング」や「ハイキング」は手軽で誰でもできそうだからか、人気があります。

メタボやロコモの予防、改善にも効きそうとか

歩き続けていれば、衰えも防げるんじゃないか?などと思います。

 

いざ、そうした運動を始めてみても習慣にならないどころか、

「膝や腰が痛いから歩けない」とか、

「歩くと足が痛くなるから歩きたくない」

「足に合う靴がない」という理由で、続かなくなることが多いのが現実かもしれません。

 

それでは、「死ぬ前日まで歩く」なんて実現しそうもない、遠い夢でしかないですね。

 

なぜそんなことになってしまうのか。

 

それは思い、心配、不安などのソフト面ばかりにフォーカスして、

どうすればいいかという技術のこと(ハード面)は考えなかったり、間違っているためだと言えます。

運動することが大事だから「体を動かそう」とはしても

自然で体にいい「歩き方」の大事さには気づいていないということです。

 

今、ウォーキングやハイキングをしようと思った時、

裸足で行う、という人はいないと思います。(中にはいるかもしれませんが、稀ですよね)

靴を履きます。

多くの人はそれ専用のシューズを履くと思います。

 

ここが、技術面において大きなポイントです。

 

本当にそのシューズで正しいフォームができますか?

仮に良くないフォームで歩き続けたら、いずれ歩けなくなります。

 

どういうことか、わかりますか?

年をとって自立できなくなる、健康寿命が短くなるということです。

 

実は多くの、健康に気をつけている人が、この負のスパイラルに陥っているのが、

日本の平均寿命と健康寿命の差に数字で表れているのです。

 

あなたも、かもしれない。

 

歩くことが寿命を縮めるのではなく、あなたの幸せのために有効だという確信が持てるなら、

きっと楽しく歩き続けられるはず。

 

だから足と靴の関係を見直してください。

正しいフォームで「歩く」をサポートしてくれるのが靴の大切な役割なのです。

 

脱ぎ履きしやすくてラクだ、とか

ファッション性や価格を優先して靴を選んでいませんか?

 

本当にそれはあなたが優先すべきことなのかを、いまいちど考えてみてください。

靴の役割~あなたの人生を支えること

家や建物は、基礎がしっかりしていることって大事です。

 

あなたの身体も同じ。

 

身体の基礎、身体を支えているのはどこですか?

そう、足です。

 

歩くときに足の骨が動きます。

足は、そこから上の全ての骨格を支えているのです。

 

その基礎が歪んだら、上がどうなるのか、それは簡単に想像できますよね。

 

ただ残念なことに、多くの靴は、身体を支える十分な機能をサポートしてくれません。

そのせいで、骨格全体に歪みが出て、膝痛、腰痛などの不調の原因のひとつになっているのです。

 

スポンジの上に立つのは安定していますか?

クッション性の高い靴や中敷き(インソール)は、基礎として骨格を支えて機能させるのにサポートしてくれるでしょうか?

 

斜めの斜面に立つのは安定していますか?

踵の高い靴は、疲れます。不安定な地面で無理に骨格を支えようとしているからです。

 

足の裏を見てください。

平らですか?

母指球、土踏まず、ラウンドした踵など、平らではないところに、ぺたっと平らな靴を履いて、身体を自然に支えることはできるでしょうか?

 

おそらく、あなたが考える以上に、身体の基礎である足は身体全体に大きく影響します。

 

あなたの足に合った靴を履いて、正しいフォームで歩くことが、

あなたの幸せな人生を支えることにつながるなら、今から何をしますか?

 

あなたの寿命と健康寿命の差を1年、いや1日とするために、

今何を優先したらいいでしょうか?

 

こたえはひとつではありませんし、

ひとそれぞれですよね。

 

同じように足だってそれぞれ違う。

 

私たちは、あなたのその足に貢献したいのです。